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絨毛がん

絨毛がんの概要

絨毛がんは、妊娠した時に胎盤になる絨毛上皮細胞が異常増殖してできるがんです。妊娠と関連して発生したかどうかにより、妊娠性絨毛がんと、非妊娠性絨毛がんに分けられます。絨毛がんの約半数が胞状奇胎の後に起こり、流産や正常分娩後にも起こります。治療後も再発や転移の可能性があるので、定期的に腫瘍マーカーのHCG測定が大切です。抗がん剤の効果が高く、手術と抗がん剤治療により、高い治癒率が得られます。

絨毛がんのリスク要因・予防法

絨毛がんの最大の確立したリスク要因は、胞状奇胎(ほうじょうきたい)です。

絨毛がんの検査方法

内診、超音波検査、血液検査、βHCGの検査など

絨毛がんの治療方法

主な治療法は外科療法と抗がん剤治療です。絨毛がんは、抗がん剤の進歩により、抗がん剤による治療成績が向上しています。内服や注射で、単独あるいは手術の前後に用いられます。治療方法は、低危険群と高危険群で異なります。低危険群で、今後妊娠を希望しない場合、あるいは比較的後年の女性の場合には、子宮摘出を第一選択とすることがあります。抗がん剤治療がおこなわれる場合には、単剤による治療がおこなわれることが多いのですが、併用療法がおこなわれることもあります。

絨毛がんの主な抗がん剤と副作用

低危険群の第一選択
メトトレキサートやアクチノマイシンD、エトポシドなどの単剤での使用
高危険群の第一選択
EMA(エトポシド+メトトレキサート+アクチノマイシンD)/CO(シクロホスファミド+ビンクリスチン)療法
EMA/CO療法は、低危険群で最初にメトトレキサートを使用し、メトトレキサートに抵抗性を示した場合にも使われ、良好な結果が出ています。

<副作用について>
一般的に骨髄抑制、吐き気、嘔吐など。
メトトレキサート:しばしば腎障害が見られます。
エトポシド:脱毛が強く現れるのが特徴です。その他下痢、食欲不振、倦怠感、発熱、貧血、肝機能障害、手足の疼痛、しびれなどがあるとされています。
※化学療法後の妊娠について
化学療法後は排卵が抑制されるため、妊娠しにくい場合がありますが、絨毛性疾患の化学療法の場合、卵子自体に対する影響は少ないと考えられており、医師の許可があれば妊娠も可能とされているようです。
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