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甲状腺がん

甲状腺がんの概要

甲状腺がんは、乳頭がん濾胞がん、、髄様がん未分化がんの4つに大別され、甲状腺がんの90%以上が乳頭がんです。甲状腺がんはどれも女性に多く見られ男性の5~6倍ともいわれます。きわめて悪性の未分化がんがを除き、甲状腺がんの治療成績は良好で、予後も良好です。

甲状腺がんのリスク要因・予防法

甲状腺がんの発症は、食品からのヨードの摂取量や放射線照射、家族歴などが関係しているといわれています。

  • ・ヨードの過剰摂取および不足
  • ・放射線照射
  • ・家族や親戚に甲状腺がんにかかった人がいる
  • ・バセドウ病、橋本病などの病歴や家族歴がある

甲状腺がんの検査方法

MRI、血液検査、超音波検査

甲状腺がんの治療方法

乳頭がんと濾胞がんの治療の第一選択は外科的療法で、大半が手術だけで治癒し、早期の治癒率はほぼ100%といわれています。進行した場合には、放射線療法がおこなれます。手術では、甲状腺を切除しますが、転移がある場合には、甲状腺をすべて摘出したあとに、アイソトープ(放射性ヨード)を服用し、がんの部分に集めて治療することがあります。甲状腺全摘出後は、甲状腺ホルモンの補充や、副甲状腺機能低下症に対するカルシウムのコントロールが必要になるとされています。抗がん剤が用いられるのは、未分化がんに対してで、他種類の薬が併用されます。未分化がんでは全身管理が中心となり、積極的に手術をするか、QOLを優先させるかが検討されます。甲状腺がんは、抗がん剤治療がおこなわれることの少ないがんですが、手術と放射線、抗がん剤の併用療法で、生存期間が延長したとの報告があります。

甲状腺がんの主な抗がん剤と副作用

未分化がんでは、ドキソルビシン、シスプラシンなどによる臨床試験が報告されています。

<副作用について>
ともに骨髄抑制や吐き気、嘔吐、脱毛が起こりやすい薬として知られています。シスプラチンでは腎機能障害、ドキソルビシンでは、心筋障害がおこりやすく、注意が必要です。
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