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胃がん

胃がんの概要

胃がんは、胃の壁の最も内側にある粘膜内の細胞が、何らかの原因でがん細胞になって無秩序に増殖を繰り返すがんです。日本では、がんの中で患者数が最も多いのは胃がんですが、早期発見により、手術を行わず、内視鏡的治療で治る人も増えてきました。進行・再発がんでは、抗がん剤が効きにくいがんのひとつとされてきましたが、最近では新しいが次々に開発されて治療成績が向上しています。また、特殊な胃がんとして、胃壁の中で広がって粘膜の表面には現れない「スキルス胃がん」があります。

胃がんのリスク要因・予防法

塩分の取りすぎなどが原因といわれることもありますが確実な情報ではありません。
また、近年では、ヘリコバクター・ピロリ菌による悪性腫瘍の発生も明らかになっています。

胃がんの検査方法

胃の内視鏡検査、胃X線検査などがあります。
胃がんの広がりを調べる検査としては、胸部X線、腹部超音波、CT、注腸検査などがあります。

胃がんの治療方法

胃がんでは、手術治療が最も有効で標準的な治療です。胃の切除と同時に、決まった範囲の周辺のリンパ節を取り除くリンパ節郭清(かくせい)を行います。
切除範囲は、場所や、病期の両方から決定します。また、胃の切除範囲などに応じて、食物の通り道をつくり直します。リンパ節に転移している可能性がほとんどない場合には、内視鏡による切除が行われることもあります。抗がん剤は、手術前後の補助手段、延命や症状コントロールを目的に用いられています。切除できないほど進行した場合や、転移や腹膜播種などがある場合には、抗がん剤治療が第一選択となります。

胃がんの主な抗がん剤と副作用

切除不能な進行がんに対しては、TS-1、シスプラチン、イリノテカン、パクリタキセル、ドセキタキセルなどによる二剤併用法が行われます。ただし、患者の状態によっては、単剤による治療が行われることもあります。その他の薬剤の組み合わせとして、フルオロウラシル+シスプラチン、メソトレキセート+フルオロウラシル、エトポシド+アドリアマイシン+シスプラチン、シスプラチン+イリノテカンなどをあげることができます。

<副作用について>
脱毛、口内炎、下痢、吐き気、白血球や血小板の数が少なくなることがあります。それ以外には、心臓への影響として動悸や不整脈が、また肝臓や腎臓に障害が出ることもあります。
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