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膵がん
膵がんの概要
膵がんは膵臓から発生した悪性腫瘍で、早期発見が非常に困難な上に進行が早く、治療がいまだに難しく、生存率の低く、きわめて予後が悪いがんです。完全に治すためには手術が必要ですが、患者の60~80%は発見が遅れたために手術ができないケースで、日本では、毎年22,000人以上の方が膵がんで亡くなっています。
膵がんのリスク要因・予防法
唯一確立されているのは喫煙ですが、その他はどんな人が膵がんになりやすいのかあまりわかっていません。早期発見を行うことが重要ですが、特徴的な症状がないことが多いため、定期的な健診を行うことが重要です。
膵がんの検査方法
血液検査(腫瘍マーカー、血中ホルモン)や、画像検査(超音波検査、CT、MRI)、生検などの病理学的検査など
膵がんの治療方法
外科治療(手術:膵頭十二指腸切除、膵体尾部切除、膵全摘など)が基本です。がんが切除できないと判断された場合には、放射線療法か抗がん剤治療、あるいはその併用が行われます。また、膵がんは、痛みや吐き気などの症状があるため、症状を和らげるために、緩和治療を行われます。
膵がんの主な抗がん剤と副作用
2007年の標準治療薬はゲムシタビンですが、すぐれた効果を持つゲムシタビンをもってしても、膵がんに対しては、治癒を望めるほどではなく、症状の緩和と生存期間の延長です。また、点滴による投与では、副作用が少ないので、入院せずに外来で治療を受けられることも利点の一つです。ゲムシタビンは単独でも用いられますが、ほかの抗がん剤との併用による効果の増大を狙って、いろいろな併用療法に対する臨床研究が進められています。
- <主な副作用>
- ゲムシタビン:抗がん剤としては比較的副作用が穏やかな薬ですが、ときには著しい骨髄抑制や間質性肺炎、うっ血性心不全など、重い副作用が出ることもあります。


