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肝臓がん

肝臓がんの概要

肝臓がんにできるがんは、主に肝細胞がん(肝がん)と肝内胆管がんの二種類に分けられ、大半が肝細胞がんのため(約90%)、肝臓がんという場合は肝細胞がんをさす場合があります。罹患率、死亡率は男性のほうが高く、肺がんと同様女性の約3倍です。肝臓がんは抗がん剤が効きにくいがんですが、肝動注化学療法などの投与法が考案され、少しでも有効性を高める工夫がされています。

肝臓がんのリスク要因・予防法

肝炎ウイルスの持続感染(肝炎ウイルスにはA、B、C、D、Eなどさまざまな肝炎ウイルスが存在しています。肝がんと関係があるのは主にB、Cの2種類) 血液製剤や注射、性行為による感染経路のほかに、妊娠・分娩による垂直感染があり、主にB型肝炎に多く見られます。この場合、新生児にワクチン治療を行い、B型肝炎の発病を防止する措置がとられています。

肝臓がんの検査方法

主に血液検査(腫瘍マーカー)と画像診断法(超音波とCT)により行われます。診断づけが難しい場合は、生検も行います。

肝臓がんの治療方法

外科療法(手術により肝切除、肝移植)、経皮的療法(エタノール注入法、マイクロ波凝固術、ラジオ派焼灼術)、経動脈的療法(肝動脈塞栓術、肝動注化学療法)の三大治療法が中心です。このほかに、放射線療法(骨に転移した時などに疼痛緩和を目的として行われることがあります)や化学療法がおこなわれます。抗がん剤が用いられるのは、肝動注化学療法と全身抗がん剤治療です。

肝臓がんの主な抗がん剤と副作用

肝動注化学療法:エピルビシン、マイトマイシンC、フルオロウラシルなど
全身抗がん剤治療:標準治療が確立されていませんが、比較的用いられることの多い抗がん剤としては、フルオロウラシル、ミトキサントロン、内服のテガフール・ウラシルなどがあげられます。

<副作用について>
肝機能障害、吐き気、食欲不振、全身倦怠感、骨髄抑制、嘔吐、下痢、脱毛など。
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