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食道がん
食道がんの概要
食道がんは、食道に発生する上皮性由来の悪性腫瘍で、粘膜の扁平上皮がんと、腺上皮細胞から発生する腺がんに分類されます。日本では約90%以上が扁平上皮がんで、食道がんといえば扁平上皮がんを指します。罹患率・死亡率ともに男性の方が高く、女性の5倍以上といわれています。ただ、悪性度が高いといわれる食道がんでも、早期の場合の治療成績は良好で、0期の場合、内視鏡的粘膜切除術での5年生存率は100%といわれていますし、リンパ節転移がなければ、手術で80%は治るといわれており、近年、生存率が著しく向上したがんの一つです。
食道がんのリスク要因・予防法
喫煙と飲酒が確立したリスク要因とされています。
予防法は禁酒と禁煙です。
また、食道がんにかかる人は咽頭や口、喉頭などにもがんができやすく、その逆もあることがわかってきています。
食道がんの検査方法
一般に、X腺(レントゲン検査)と内視鏡検査があります。広がり具合は、CT、MRI、内視鏡超音波検査、超音波検査などを行います。
食道がんの治療方法
内視鏡治療、外科治療、放射線治療、化学療法の大きくわけて4つの治療法があります。その他に温熱療法や免疫療法を行っている施設もあります。日本では、内視鏡検査の普及によって早期発見率が高まり、内視鏡的療法や、放射線科学療法で治る人も増加しています。抗がん剤は、多くの場合、進行がんに対して、手術や放射線と組み合わせて用いられます。扁平上皮がんは腺がんよりも、放射線化学療法の効果があらわれやすいとされています。ただし、がんが残ったり、再発することも少なくありません。
再発や遠隔転移がある場合は、抗がん剤が治療の中心となります。新しい抗がん剤の開発により、大量に点滴をせずに、通院で抗がん剤治療を受けられるようになりました。
食道がんの主な抗がん剤と副作用
PF療法(シスプラチン+フルオロウラシル)単独か放射線療法と組み合わせるのが一般的です。
最近では、ドセキタキセルも有効ということがわかってきました。
- <主な副作用>
- 食欲不振、口内炎、食道炎、白血球減少など
ドセキタキセルは、上記のほか、むくみ、脱毛、アレルギー反応などがあらわれることがあります。


