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膀胱がん
膀胱がんの概要
膀胱から発生する上皮性悪性腫瘍。発生率は男性が女性の約4倍多いといわれています。
早期の膀胱がんは、手術や、膀胱への薬の注入によって、約80%の人が5年以上生存できるようになりました。進行がんの場合は、手術や放射線と抗がん剤の併用による集学的治療が行われます。膀胱がんは大きく、乳頭がん、非乳頭がん、上皮内がんの3つのタイプがあります。約80%を占める表在がんは乳頭状がんで比較的悪性度が低く、予後は良好です。ただし、高い確率で尿路内での再発がみられ、再発を繰り返すうちに、浸潤がんに移行することがあります。浸潤がんはリンパ節や肺などに転移しやすく、悪性度の高いがんです。上皮内がんは、粘膜表面はほぼ正常なのに粘膜壁内に沿って悪性のがん細胞が存在します。発生数は少数ですが、放置すると浸潤がんになる恐れがあります。
膀胱がんのリスク要因・予防法
膀胱がんの確立されたリスク要因は喫煙です。
膀胱がんの検査方法
膀胱鏡、尿細胞診、膀胱粘膜生検など。その他CT・X線、腹部のエコーなどで拡がりと転移を調べます。
膀胱がんの治療方法
外科的治療では、膀胱鏡でがんの一部または全部を切除する軽尿道的主要切除術、又は膀胱全摘除術のが行われます。進行がんでは、組織型や進行度を調べ、次の段階の治療法が選択されます。がんの悪性度が高いか多発傾向が強い場合は、経尿道的腫瘍切除術のあとに、BCGまたは抗がん剤療法が週一回、合計数回行われます。再発予防や、残っているがんに対する直接的な効果のためです。
膀胱がんの主な抗がん剤と副作用
膀胱内注入療法では、一般にはBCGが用いられますが、マイトマイインC、ドキソルビシン、ピラルビシン、エピルビシンなどの抗がん剤も、使用されます。
- 移行上皮がんに対する全身抗がん剤治療例
- M-VAC療法(メトトレキサート+ビンブラスチン+ドキソルビシン+シスプラチン)
CMV療法(シスプラチン+メトトレキサート+ビンプラスチン)が代表的です。
- <副作用について>
- M-VAC療法:消化器症状、骨髄抑制、腎機能低下、口内炎など。



